デジタルでの作業とはかなり行程が違うみたいで、フィルムは最後の最後でテープをカットし、一本にまとめるのだとか?なので、オールラッシュ(最初にザザッと映像を繋いで関係者に雰囲気をみせたりするもの。ここではSEも何もない素の状態)の頃から参考に見せてもらってたけど、SEが加わって見せた方向性が具体的になってたり、本編は間の取り方が随分変わってたり、前後の展開が入れ変わってたりと、かなりの変化。フィルム独特の質感もいい感じでした。
関係者試写会にも参加していたので内容は知っていたんだけどお客さんが意外なところで笑ってくれたりして、実は映画もその場に居合わせるお客さんの雰囲気によっても解釈が変わってくるのかもね。
minawoのエンディング曲は、疾走感と爽快感のあるリズムで突き抜けるロックテイストなアプローチ。本編とのギャップが大きく感じるんだけど、そこは監督の狙いどおり。お客さんはどう感じたんだろう?
このスクリーンバージョンは、何らかの形で視聴できるようにしようと思っています。しばし、お待ちください。
写真は舞台挨拶をする川邊崇広監督。