やまぐちみなこ

「天然コケッコー」という映画を観に行った。
くらもちふさこの原作が好きで。
映画は原作で印象に残っていた場面がふんだんに盛り込まれていて、
ああ、そうそう、ここでのそよちゃんのアセった顔がおもしろかったのよねえ…
なんて漫画のシーンを思い浮かべてはニヤニヤしていた。

原作を知っていると、どうしても原作と比べてしまう。
漫画では、小説では、ここの間の取り方が絶妙だったのに、なんて思いながら観てしまう。
「映像は別もの」なんだとよく言われるけど、そういう見方が出来ない、したいけど。
原作への思い入れが強すぎるんだろうか、それとも想像力が乏しいだけ?

だけど、いずれにしても映画を観るといい気分になるよね。
「天然コケッコー」は余韻がのほほーんとした感じで残って、音楽も(レイ ハラカミ)、主題歌(くるり)も私をいい気分にさせてくれて、映画が終わったのが夜9時くらいだったんだけど、そのまま飲みに行った(笑)。
いい映画を観るといいお酒が飲める。
良くない映画を見ても、いいお酒は飲める。

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