ここは損保ジャパン本社ビルの42階にある美術館。こんなに高い場所にある美術館は初めて。入り口入ってすぐの開けた眺めが凄くいい。晴れていたら、お台場のほうまで見えそうだが、日曜は残念ながら曇り空。直前に都庁の展望台にも上ってたんだけど、こっちもまた雰囲気が良い。こんな眺めを見てたら仕事できんな。
英国シャーリー・シャーウッド コレクション
現代植物画の巨匠展 －ボタニカル・アートのルネサンス－
何でも良かったんだけど、花屋で働いていたこともあってかちょっと興味があったので行ってみました。
「植物画（ボタニカル・アートBotanical Art）は、植物学的な記録の手段として草花の構造を正確に描写した絵を意味します。」 らしい。写真という記録手段が主流の現在だが、ここに描かれていた植物画のほうが、想像をかきたて、より緻密に美しく表現されているような気がする。なにより手触り（質感）が伝わってくる感じがした。
触感に惹かれる事ってあるでしょ？食感ってのもあるな。そういう柔らかな肌触りで、肉厚な花びらの感じ。コブシの花のような。
ふらりと行ったので知らなかったが、ここには有名なセザンヌ、ゴーギャン、ゴッホの作品が各1点ずつ展示してあった。特別な感じで飾ってあって（そりゃそうか）、それまでとは雰囲気が違って、作品自体に魂が入っている感じだったが、特に「ひまわり」にはとても力強いものを感じた。
ふらりと行ったけど、良い場所でした。
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